求人サイトに関するコラム

掲載課金と成功報酬モデルの求人サイトのどちらが良いの?

2009年10月14日

お客様から、よくいただく質問になります。求人サイトで、掲載課金は掲載期間・内容等に応じた掲載料金を徴収し、求人広告を掲載するモデルのサイトです。一方、成功報酬型は、採用や応募等の成果が発生した段階で、規定の成功報酬を徴収するというサイトです。どちらも表面的には、一長一短あります。実際に運営されるお客様からの実情を踏まえて、下記の点に焦点をあてて説明します。

クライアントの開拓
ブランド・実績があれば別の話ですが、掲載課金モデルは、最初のクライアントの開拓で苦労することが多いです。ただ、運営する求人サイトの業種・クライアントと結びつくような業務を本業で行っている等、クライアントを集客し易い環境にあれば、また別の話になります。クライアントの集客がし易いのは、初期費用が0円である成功報酬モデルです。求人の競合サイトは多いため、掲載で費用が発生するとなると、かなりシビアに評価されてしまいます。掲載ハードルの低い方が望ましいのは、言うまでもありません。
課金の難易度
掲載=課金である掲載課金モデルは、課金発生・徴収の難易度は低いです。一方、成功報酬モデルは、課金の発生までの難易度は少々高くなります。効果が出るサイトでないと、課金金額も比例して下がります。成功報酬の徴収は、未払い者も発生しやすいため、徴収に手間がかかる場合があります。つまりこの辺のノウハウや運営スキルが多少必要になるということになります。
サイトの実力
やはり、何と言っても、採用課金であれ成功報酬であれ、サイトの実力に左右されます。ブランド・実績だけでなく、コンセプト・運営方法・運営者の業務内容等の総合的な実力が求められます。その上で採用課金か成功報酬のどちらのモデルが適しているかを考える必要があります。余程の実力が最初から無い状態で、ゼロスタートであれば、不況ということも考慮すると、成功報酬モデルの方が進めやすいかもしれません。サイト運営を成功に導くには、ゼロから好循環の流れを生ませて、その流れを加速・充実化することが最も重要です。

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